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15年前にスタートした「ケアする人のケア」の研究事業。立ち上げ当初に出会った二人がそれぞれの気づきや成長を語り合います。第1回は奈良…

北海道の中村明子さんへ
こんにちは。奈良の森口です。あちこちで満開だった桜もほとんどが葉桜になり、ようやく石油ストーブを片付けられそうな気候になってきました。北海道では間もなく桜の開花ですね。北海道では、梅や桃も桜と一緒に一気に咲き始めるという話を、以前に伺ったことを思い出しています。中村さんがご友人と立ち上げられた、デイサービスのレクとアクティビティを紹介するブログ、「アートアクティビティ創作工房とんぼ玉」(http://rekuactivity.blog.fc2.com/blog-category-6.html)を拝見すると、ちょうどブログのスタートが1年前の5月ですね。去年の11月に久しぶりにご連絡をいただき、10年ぶりぐらいに交流が復活したのでした。
これからしばらく、二人で往復書簡という形でコラムの執筆をしていきますので、10年前、ちょうど私が「ケアする人のケア」の事業に携わり始めた頃の交流のことなどもまたゆっくり振り返ってみたいと思っています。

さて、今回は、最近オープンされたネットショップのことを話題にしたいと思います。先月オープンされて早速ご案内をいただきました。ありがとうございます。
そんなつもりはなかったのですが(笑)・・・ショップにアクセスして即、購入してしまいました。

「こいのぼり壁絵」の制作セットです。

「とんぼ玉」では、デイサービスで利用者の方が取り組めるアクティビティを紹介しておられるのですが、私は仕事ではなくプライベートで、二人の息子たちと作るために購入させていただきました。というのも、ちょうど、これまで5月に飾っていた小さなこいのぼりの置物が壊れてしまっていたのです。

先週の日曜日、早速子供たちと作ってみました。

まずは私が作ったピンクのこいのぼり。図工や工作は苦手中の苦手ですが、材料がきちんと揃えられているので、こんな私でもきれいに作ることができました!

次は、工作好きの長男(小5)が作った青いこいのぼり。目はわざと前に飛び出すように貼っていて、そのあと何やら熱中しているなと思ったら、こいのぼりはベロを出して頭には汗をかいていました。

いったい彼は、何に出会ってしまったのでしょうか・・・。

最後は次男(3歳)の黄色いこいのぼり。こいのぼりは小さいのを選んだくせに、目は大きいのを選んで譲らなかったので、やたら大きい目になっています。そして、お兄ちゃんのまねをして、ベロをつけていました。

こうやって並べると、大人の私のこいのぼりがいかにも「ふつう」(=ありきたり)に見えてきます。子供たちの作るものの面白さにはかないませんね。

「壁絵」になるのはまた次の休日です。

ところで、「とんぼ玉」は、レクやアクティビティといっても、「アート」や「ケアする人のケア」を常に意識されているのですよね。次回のコラムでは、まずはそのあたりのことを教えていただければと思います。

では、次回よろしくお願いします。

【執筆者】森口弘美
【自己紹介】同志社大学社会学部