これ、はまりました。
もう、だいすきです、こういう絵本。
表紙からして、もう、タダモノじゃない。
ただ、ただ、楽しむ、そんな絵本。
そういう時間って本当に豊か。

出会いは、歴史的建造物といえば聞こえのいい近所の図書館。薄暗い蛍光灯の下、娘が「コレがいい」とつかんで離さなかった絵本。

あらすじをかいつまむと、おしゃべりな男の子がライオンに出会うが、そのあほさ故に食べられなくて済む、です。

深読みすると、人生のあり方にも例えられるかもしれない。立派な社会人として生きようとすると、思考にとらわれる。思考にとらわれると、本来の自分の大切なものを失う。「あほ」でいると、社会人として大切なものは失うかもしれないが、本来の自分を大切にできる。どちらがしあわせだろうか。どちらがよいかという話ではなく、今の自分はどちらを選んで生きているのだろうか。いま、何かしら生きづらさを感じている方がいるなら、こんな視点で考えてみてはどうだろう。

なんて真面目に書いてみました。

でもね、これ、純粋に「あほ」を楽しむ絵本だと思います。読んで、がはは~!と笑う、そんな絵本。男の子のセリフも、芸が細かいです。

おこさまとご一緒に、自分ひとりだけでも。
遠慮のない空間で読むことをお勧めします。
読む前の舌の体操もお勧めします
日々の暮らしがほんのり豊かになること間違いなし。

あっ・ほっ 単行本 – 2014/3/10
五味 太郎
出版社: 絵本館 (2014/3/10)
ISBN-10: 4871100936
ISBN-13: 978-4871100939
発売日: 2014/3/10
 

 
[執筆者]
三輪 知子

[プロフィール]
あろままlife with aroma&cooking主宰。夫と小さなこどもとの3人暮らし。元ソーシャルワーカー、子育て楽しみ中。精油をつかったトリートメントサロン、精油のワークショップ、自然食のクッキングクラスを開いています。自然の恵みをめいっぱい感じながら、もっと肩の力をぬいて、もっと楽に暮らせるように。