『このワークショップ開催のきっかけは、アドラーの「勇気づけ」という言葉。アドラー心理学は「勇気づけの心理学」といい、自分も含めたあらゆる人の心を元気にするかかわり方だそうです。とても幅広い学で、子育て分野では「褒めない叱らない」というキーワードで有名です。ソーシャルワーカーならよく口にするエンパワメント(=その人が本来の力を出せなくしている障壁を、その人自身が取り除けるようサポートする)に通じるような、違うような、なんだか気になるところに、勇気づけリーダーの友から一緒に何かしよう!とお声かけいただき話がまとまりました。

 
 こどもへのかかわり方をテーマにしたワークショップでしたが、場にいる皆さまとの相互コミュニケーションが深まる中、最後のワークは「旦那さんの‘こんなことしてくれている’ところを認めてみよう、あたりまえに注目してみよう」でした。

うん、書くぞ~。

 ごみの日を気にかけてくれてありがと
 いつも家族を気にかけてくれてありがと
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書き出していたら最後に

 いてくれてありがと

と出てきました。あら。そうなの、我ながら驚き。
あ、でも、本当はそうなんですね。こどもも大人も同じですよね、いてくれるだけでいい。

 ワークショップ後のおいしいランチを噛みしめながら、自分の中から出てきた言葉を反芻。「いてくれるだけで いい」。夫にそう思えると、自分にもそう思えてきました。そして、周りにいるすべての人やものにも。もちろん、行ったり来たりはありますし、いろいろな感情も感じます。存在してくれるだけでいい、そう思っていることに気づいただけで、もっと暮らしが楽しくなってきたように思います。

 なんて書いていると、順風満帆な生活のようです。しかし、これまでの結婚生活を振り返ると、良い話ばかりでなく。。。私たちは遅めの結婚。お互いライフスタイルもできあがっているお年頃。出産するまでは、お互い仕事も忙しくて、週末にちょこっとデートする程度の同居生活でした。出産を経て、夫の海外勤務に同行。初めて「暮らすこと」に集中する暮らし。ふたりの違いに直面し、慣れない土地での生活もあったけれど、喧嘩することも多かったです。夫にも自分にも本当には向き合ってなかったんだと実感しました。思い返すと、本当に相手に求めてばかりいました。ここに書くのも恥ずかしいような、でもそれも自分ですし。

それがどうして「いてくれるだけでいい」と思えるようになったのか。。。。うーん、「自分を満たすこと」が大きかった!そう思います。おいしい食事も。

暑い日が続きます。どうぞ、自分の気持ちや体の声、聴いてあげてくださいませ。

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[執筆者]
みわともこ
[プロフィール]
あろままlife with aroma&cooking主宰。マイペース蟹座O型、これまたマイペースな夫と小さなこどもとの3人暮らし。元ソーシャルワーカー、子育て楽しみ中。出産後の2年強の海外生活が人生の転機。メディカルアロマのワークショップや自然食のクッキングクラスを開いています。自然の恵みを感じながら、肩の力をぬいて、もっと楽に過ごせる暮らしを。