精神障害を持った人が働く場として立ち上げたセニモでは、西村さんがデザイナーを勤め、物作りを中心にその物を販売するイベント出店、ワークショップなどの活動をしています。
セニモには実店舗はありませんが、精神を患った人が働き手として関わり、自己実現ができる場所を作ることが活動目的となっています。西村さんを含めたメンバーがお客様とよい距離感をつくりだし、自分の言葉で商品を勧め、購入してもらえること。商品に関わる人たちがみんな、喜んで人の役に立てていると実感することが、彼らの成長や学びにつながっています。

セニモのメンバーの一人が、販売のため接客をしたとき、そのメンバーは「私は生きている」というやり甲斐や生きがいを感じたと発言しました。普段、そのメンバーは作業所で袋詰などの単純作業を繰り返すだけ、そこにももちろん良い部分はあるのですが、人と関わることで、そこにはない生きがいやり甲斐を感じたのです。
セニモでは、バッグや生地の商品そのものを推す(利益のために販売する)だけでなく、そういったイベント活動の事を推して(人の喜びや生きがいのために働く・活動する)いきたいです。