哲学対話の概略を知りたいという方に向けた講座の運営が活動の中心です。また、哲学対話を実践している人同士がつながり合えるような交流会の開催もはじめました。哲学対話は、一人の進行役が司会のような役割を果たし、職場の同僚、学校の級友、あるいは見知らぬ人同士が「ひとつの答えがあるとは限らないテーマ」をめぐって対話をする活動です。そのため、進行役をご依頼いただくこともあります。進行役派遣では、派遣する人は必ずしもNPO法人の理事であるわけではなく、私たちが運営している講座の修了生であることも増えています。

私たちのNPO法人は活動の目的を「哲学対話」の普及においています。「哲学カフェ」とよばれる施設や街中でのオトナを対象とした哲学対話、学校や地域の中で、子ども同士で話をする「こども哲学」と呼ばれる哲学対話は徐々にではありますが、広がり続けているように感じています。一方で、哲学対話をする人々が実践における悩みや違和感を共有する場所は、これから必要となるであろうという想いも持っています。進行役を買って出る人たちもまた答えを持っているわけではない活動を、これからも支え、広げていきたいと思っています。