節分でしたね。 豆まき、されましたか? 鬼って、なんでしょうね。 能では、心ここにあらずの女性が行き着く先。 今回はかわいい鬼の…
あかおに あかたろうくん
あおおに あおおくん
みどりおに みどりちゃん
きいおに きよちゃん
つのが邪魔をして思うように遊べない鬼の子たち。
4人で森へ探検に出かけます。
最初は元気がよかったけれど、奥に進むにつれて不安になっていきます。
そんなところに出会ったライオンが、いきなりあかたろうくんをぱくっと。。。ひゃー。
こどもたち、「これ読みたい」と目を泳がせながら持ってきます。
読み進めると、すこ―しずつ後ろに下がっていきます。。。
ライオンが出ると、ぎゃーっとカーテンに隠れて大泣き。
怖いけど気になる。気になるけど怖い。
や、やっぱり怖かった、泣く、隠れる。
そんなに怖いなら読まなきゃいいのに。
ほとぼりが冷めるとまた読んでみたくなるこどもたち、とってもかわいいです。
鬼の面をかぶって読んでみようかしら、なんて思う
角を隠してお嫁さんになった私でした。
「つのはなんにもならないか」
1997年3月初版発行
発行所/偕成社
作・絵/北山葉子
ISBN 4032160600
[執筆者]
三輪知子
[プロフィール]
あろままlife with aroma主宰。マイペース蟹座O型、これまたマイペースな夫と小さなこどもとの3人暮らし。元ソーシャルワーカー、子育て楽しみ中。メディカルアロマのワークショップや自然食クッキングクラスを開いています。だいすきなものに囲まれて、自然のめぐみをめいっぱい感じられる日々を。