平成20年からファミリーサポート事業を運営し、ホームスタートの必要性を感じていた理事長の中野さん。震災を経て、平成２４年にホームスタート事業を開始、こつこつとおかあさんたちの子育て支援を積み重ねました。ないモノは造る、必要なモノはつなげる、単なる訪問ボランティアでは終わらない、そんな活動をしています。市民交流センター2階「こどもの広場」の管理運営、ファミリーサポートセンター（子育て支援の相互援助活動）、ホームスタート（詳細は下記）のほか、病児保育や療育勉強会などさまざまな活動を行っています。

◆ホームスタートとは？
一言でいうと、家庭訪問型子育て支援ボランティア。ひとりでも未就学児がいる家庭に、研修を受けた地域の子育て経験者が訪問します。子育て経験のある地域住民が訪問することで、地域の子育て力を底上げします。訪問支援を利用した親自身がボランティアとなる循環も生まれています。地域で支える子育て、おかあさんを孤立させないこの取り組み、地域全体で子どもの育ちと子育てを支えあえる未来志向のまちづくりにつながる活動です。約４０年前にイギリスで始まりました。（引用及び参考；ホームスタートジャパンホームページ）。市民後見人の仕組みに似ている！そう思ったのは私だけではないはずです。

（文責　三輪知子）